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レンズ選定方法 |
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カメラに装着するレンズの選定は、カメラ選定以上にシビアに行う必要があります。 |
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使用するレンズによって構築するシステムが変わってしまうほどです。 |
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レンズ選定を間違えると、本来撮影したい被写体が小さすぎたり、画面からはみ出てしまい識別が
できなくなるケースがあります。 |
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おおよそ撮影環境に見合うレンズを選定するノウハウを、以下に紹介します。
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1.使用カメラ:1/3インチCCD |
2.撮影距離:5m |
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3.被写体:身長が175cmの人物を画面一杯に撮影する場合 |
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例題内容データから、所定の方程式を使用しておおよそ適合焦点距離を算出 |
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(1)CCDカメラの主要部であるCCD素子のサイズは、下記のとおりです。 |
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(2)下表のデータを所定の方程式にはめて、縦、横各々を計算します。 |
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方程式 f = Wd × S ÷ Ws
・f : 焦点距離[mm]
・Wd : 撮影距離[mm]
・S :CCD素子の縦または横の長さ[mm]
・Ws : 被写体の縦または横の大きさ[mm]
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横寸法データからの焦点距離算出
・B × @× ÷ Cb× = 5,000 × 4,8 ÷ 700 ≒ 34mm・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・D×
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縦寸法データからの焦点距離算出
・B × @y ÷ Cby = 5,000 × 3,6 ÷ 1,750 ≒ 34mm・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Dy |
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(3) (2)で算出した値を比較します。 |
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・焦点距離値が小さいほどワイドな画角になります。
・このことから、(ii)の算出値を比較して小さい値を採用する必要があります。
(大きい値を採用してしまうと、被写体が画面からはみ出てしまうため)
”Dx > Dy”なので、Dy値である10mmを採用します。 |
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(4) (3)で採用した値から、実際存在するレンズを選定します。 |
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・被写体が画面に一杯に映し出すことのできる焦点距離は決まりましたが、それに相当するレンズが
存在しないと意味がありません。そこで、(iii)の採用値とレンズ商品郡を対比し、(3)の採用値以下の
近似値に対応するレンズを探します。 |
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・被・小型カメラの場合、一部レンズを交換することができます。
標準レンズは基本的に広角であり、被写体が小さくなってしまいます。 |
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・CP-1012(12mm) > 10mm, CP-108(8mm) < 10mmなのでCP-108になります。 |
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・S16 1.4(16m) > 10mm, L8CSWI(8mm) < 10mm,
なのでL8CSWIになります。 |
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・13VM308AS(3〜8mm)の場合は被写体はちいさくなる(調整範囲外)けれどもAS(2.8〜12mm)の場合は
適正範囲内なので13VMSになります。 |
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撮影状況に合わせたアイリス(絞り)動作の選別 |
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(1) アイリス(絞り)とは・・・ |
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・簡単に言うと、人間の瞳孔と同じ役割をします。
・瞳孔は、明るい時は小さくなり受ける光量を制御、暗いときは大きくしてより多くの光量を取り込もうとします。
・CCDカメラレンズも同じ原理で明るさを調整します。
・アイリス値は、F値で表されます。
・F値が小さいほど、明るいレンズになります。
例えば、F1.2レンズはF1.8レンズよりも何倍明るいのかを求める式は次のとおりです。
(1.8÷1.2)2 = 2.25
実に2.25倍明るいということになります。
以下に、F2,0を基準として個々のF値は何倍明るくなるかを表にまとめたので、ご参考ください。 |
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(2)アイリス(絞り)動作には、色々あります |
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・基本的には、カメラ内部でシャッタースピードが可変動作することにより、ある程度の自動アイリス動作を
行っています。しかし、カメラを屋外に向けるために輝度の差が激しい場合や東日本地区特有の蛍光灯による
フリッカー注)を抑制したい場合などは、レンズ側で自動的にアイリス調整を行う必要があります。
注)フリッカー
カメラ駆動周波数が60Hzであるのに対して、東日本地区(糸魚川、富士川以東)の家庭用電気周波数が
50Hzであるため、差分の10Hzがチラツキとして現れる現象。 |
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(3) カメラ最低照度との関係 |
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・カメラ仕様には下記例のように最低照度が記載されています。
例:0.1Lux/F1.2
上記例では、F1.2のレンズを着装着したときに0,1Luxまでの最低照度を弾きだすことができるという意味です。
例えば上記例のカメラにF1.4やF1.8などの、F1.2よりも暗いレンズを装着した場合は、(1)に示した方程式に
比例してカメラの最低照度が変わるので注意が必要です。 |
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F1.4レンズを装着した場合
・(1.4÷1.2) 2≒ 1.36
・0.1×1.36 = 0.136Lux
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F1.8レンズを装着した場合
・(1.8÷1.2)2= 2.25
・0.1×2.25 = 0.225Lux |
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下表にLUXの目安をまとめましたので、参考にしてください。  |
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レンズマウントについて |
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(2) その他のレンズマウント |
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・超小型CCDカメラの中にはC,CSマウントサイズ以下のサイズカメラ,もしくはそれに匹敵するサイズの
カメラがあります。
・この場合は,物理的にC,CSマウントレンズを使用することができません。
・このようなCDDカメラに多く用いられるレンズマウントには、統一規格がありません。
・多くの場合は、直径φ12mmマウントレンズが用いられます。
・レンズマウント直径が合致しても、フランジバックが不適当なため、どうしてもフォーカスが合わない事があります。 |
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